2025年10月9日に愛知県名古屋市新城市にある、「続日本100名城」に選ばれている古宮城へ取材に行ってきました!
この記事では、古宮城の見どころが隅々までわかる記事になっています!
ぜひ、この記事を読んであなたも愛知県を代表する日本の名城で有名な「古宮城」を訪れてみてくださいね!
古宮城の敷地は、その多くが個人の私有地に含まれています。
現在、城跡を見学できるのは、地元の方々のご理解とご厚意によるものです。
そのため、見学の際には周囲の環境や所有者への配慮を忘れず、マナーを守った行動を心がけましょう。
例えば、ゴミの持ち帰りや遺構への立ち入り方、騒音への配慮など、一人ひとりの意識がこの貴重な史跡を守ることにつながります。
今後も気持ちよく訪れることができる場所であり続けるためにも、節度ある見学にご協力ください。
古宮城について
古宮城の概要

古宮城は戦国時代後期、三河国作手(現在の新城市作手町周辺)に築かれた山城です。
築かれた時期は元亀3年(1572)以降とされ、武田信玄による三河侵攻に関連して整備された拠点の一つと考えられています。
当時この地を治めていた奥平定能は一度武田方に従いましたが、信玄の死後、情勢の変化により徳川方へと立場を変えました。
これにより周辺地域は緊張状態となり、天正元年(1573)には古宮城をめぐる戦闘が起こります。
この戦いでは、徳川軍の攻撃を受けた武田方が自ら城に火を放ち、撤退したと伝えられています。
その後もしばらく城が使われていた可能性はありますが、天正3年(1575)の長篠・設楽原の戦いで武田勝頼が敗れたことにより、武田勢力はこの地域での影響力を失いました。
これに伴い、古宮城も役割を終え、やがて使われなくなったとみられています。
短い期間に築かれ、戦いの中でその役目を終えた古宮城は、戦国時代の勢力争いの激しさを物語る城跡の一つです。
古宮城は、武田家によって築かれた最前線のお城だったんだワンね!
武田ファンにとっては、当時の遺構が残る胸がときめくお城だワン!
古宮城の歴史
[ 戦国時代末期 ] 元亀3年(1572)馬場信春により築城

古宮城は、戦国時代後期の緊迫した情勢の中で築かれた、いわば“最前線の軍事拠点”です。
場所は現在の新城市作手地区。
山々に囲まれたこの地域は、三河と信濃を結ぶ交通の要衝であり、古くから軍事的に重要な地点とされてきました。
築城の背景には、武田信玄による西上作戦があります。
元亀3年(1572)、信玄は大軍を率いて遠江・三河方面へ侵攻し、徳川家康の領国を圧迫しました。
この進軍に伴い、三河東部の支配を安定させるために築かれたのが古宮城と考えられています。
築城したのは、武田氏の中で築城の名手として知られる馬場信春が行いました。
当時、この地域を治めていたのは奥平定能です。
定能は当初、武田方に属することで所領の安堵を受け、武田勢力の一翼として行動していました。
こうした背景から、古宮城は単なる防御施設ではなく、周辺支配と軍事行動の拠点としての役割を担っていたと見られます。
奥平家は、この新城市周辺を本拠としていた国人領主であり、戦国時代の激しい勢力争いの中で生き抜いてきた一族だワン!
その歩みをたどると、単なる「地元の大名」というだけでなく、時代の流れを的確に読みながら立ち位置を変えてきた、いわば柔軟な戦略を持つ勢力だったんだワン!
当初は今川氏の影響下にありましたが、三河を巡る情勢が大きく動く中で、やがて武田信玄率いる武田氏に従うようになります。しかし、信玄の死後は戦局が不安定になり、奥平家は再び判断を迫られます。その結果、徳川家康側へと接近し、最終的には徳川方として勢力を保っていくことになります。
このように、奥平家は単に従属先を変えていたのではなく、その時々の勢力バランスや地域の安全を見極めながら、家を存続させるための選択を重ねてくたワン!
結果として、戦国という不安定な時代を乗り越え、江戸時代へとつながる道を切り開いたのですワン!
一見すると「世渡り上手」ともいえるその動きですが、裏を返せば、それだけこの地域が重要な争奪地であり、簡単に一つの勢力に留まり続けることが難しかったことを物語っているワン!
[ 戦国時代末期 ] 城主の離反と「古宮城の戦い」

しかし、築城からほどなくして情勢は大きく動きます。
元亀4年(1573)に武田信玄が死去すると、戦局は不安定化。
これを機に奥平定能とその子・信昌は徳川家康側へと接近し、武田方から離反する動きを見せます。
この決断により、古宮城周辺は一気に戦場へと変わりました。
天正元年(1573)には、いわゆる「古宮城の戦い」が発生します。
奥平勢を追撃するために動いた武田軍と、それを支援する徳川軍の動きが交錯する中、古宮城は手薄となります。
この隙を突いて徳川軍が攻め寄せ、守備していた武田側は自ら城に火を放って撤退したと伝えられています。
このように古宮城は、築かれてからわずかな期間で激しい戦いに巻き込まれ、その役割を大きく変えていきました。
[ 安土・桃山時代初期 ] 長篠・設楽原の戦い以降に廃城

さらに天正3年(1575)の長篠・設楽原の戦いで武田勝頼が大敗すると、武田勢力は三河から後退。
古宮城も前線拠点としての意味を失い、やがて歴史の表舞台から姿を消していきます。
わずか数年の期間でありながら、古宮城には戦国時代の勢力争いと戦略の変化が凝縮されています。
現地に残る遺構を歩くと、当時この地がいかに重要な軍事拠点であったかを実感できるでしょう。
古宮城
写真映えする古宮城
上記の写真のように、古宮城は当時の遺構をほとんど手つかずのまま残し、現在は自然豊かな山林として静かに佇んでいます。
人工的に整備された城跡とは異なり、戦国時代の地形をそのまま体感できるのが大きな魅力です。
城跡内に足を踏み入れると、整備された遊歩道というよりも、獣道のような細い道が続いています。
その道を進むにつれて視界が開けたり、急に狭まったりと、地形の変化を肌で感じることができ、かつてここが防御を意識して造られた山城であったことが実感できます。
道の途中には「虎口」「土塁」「堀」といった案内板が点在しており、それぞれの遺構の役割を知りながら歩けるようになっています。
例えば虎口は城の出入口として敵の侵入を防ぐ重要なポイントであり、土塁や堀は攻め手の進行を遅らせるための防御施設です。
これらを一つひとつ確認しながら進むことで、単なる散策ではなく、戦国時代の戦略を追体験するような感覚が味わえるでしょう。
自然の静けさに包まれた古宮城跡ですが、その地形や遺構には、かつてこの地が緊張感に満ちた戦いの最前線であったことを物語る痕跡が色濃く残されています。
ゆっくりと歩きながら、当時の武将や兵たちの動きを思い浮かべてみるのも、この城跡の楽しみ方の一つです。
[ 動画で見る ] 古宮城
上記の動画では、古宮城の中心部のひとつである東主郭(東本丸)をぐるりと一周する形で、その構造や地形の特徴を追うように撮影しています。
場所は新城市作手地区の山中にあり、現在でも当時の面影を色濃く残しています。
古宮城への入口は南側に位置する白鳥神社から始まります。
静かな社殿で手を合わせたあと、そのまま城跡へと足を踏み入れる流れは、まるで戦国時代の境界を越えていくような感覚を味わえます。
山道に入ってすぐ目に入るのが、高く築かれた土塁と深く掘り込まれた空堀です。
この時点で、古宮城が単なる山ではなく、明確な防御意図をもって造られた城であることがはっきりと分かります。
敵の侵入を遮るための構造を実際に目の前にすると、その迫力に思わず足が止まるはずです。
そこを登り切ると、東本丸南側の虎口へと至ります。
虎口は城内への出入口でありながら、敵を迎え撃つために工夫された重要な防御ポイントです。
道が自然と絞られる構造になっており、攻め手にとっては非常に進みにくい設計になっていることが体感できます。
虎口を抜けると、視界が開けて東本丸へと入ります。
ここで特徴的なのが、主郭内を区切るように設けられた四角形の仕切り土塁です。
動画ではこの土塁の上を実際に歩きながら進んでおり、当時の区画構造や防御ラインを立体的に理解することができます。
さらに進むと、東本丸北側の虎口へと至り、その先には西本丸との間を断ち切るように設けられた大堀切が現れます。
この大堀切は古宮城の中でも特に見応えのある遺構の一つで、尾根を大胆に断ち割ることで敵の移動を遮断する役割を果たしていました。
実際に目にすると、その規模と地形の活かし方に驚かされます。
また、この周辺には牢屋として使われていた可能性が指摘される場所もあり、単なる防御拠点ではなく、人の営みや統治の一端も感じさせる空間となっています。
こうした視点で眺めると、城の役割がより立体的に見えてきます。
動画の最後は、東本丸東南側の虎口から城外へと抜けるルートをたどります。
入口とは異なる動線を通ることで、古宮城の構造が単純ではなく、複数の出入口や防御ラインを組み合わせたものであることが理解できます。
全体を通して、道は整備されすぎておらず、自然の中に溶け込むような獣道が続きます。
そのため、歩くごとに地形の起伏や遺構の配置を体で感じることができ、まさに“体験する城跡”といえるでしょう。
静かな山の中で、かつての緊張感や戦略を想像しながら巡る時間は、古宮城ならではの魅力です。
古宮城の施設情報

古宮城の施設情報は以下の通りです。
- 営業時間:24時間
- 休館日:なし
- 入場料:無料
- 車椅子:入場不可
古宮城は舗装されていない道と急勾配が激しい坂道が続くため、足腰に不安がある方は気をつけて利用されるか、控えた方がいいかもしれないと感じました。
ペット同伴

古宮城では、ペットを連れての見学はできません。
城跡の多くは現在、私有地に含まれており、地元の方々のご理解とご協力のもとで見学が可能となっています。
そのため、周囲への配慮やトラブル防止の観点からも、ペット同伴での入場は控えるようお願いされています。
貴重な史跡と自然環境を守り、今後も気持ちよく見学できる場所であり続けるためにも、ルールとマナーを守ったご訪問にご協力ください。
古宮城のトイレ
古宮城にはトイレなどの設備は設置されていません。
城跡は新城市作手地区の自然豊かな山中に位置しており、観光地として整備された施設ではないため、トイレや売店、自動販売機などはありません。
そのため、見学を予定されている場合は、事前に周辺のコンビニエンスストアなどでお手洗いを済ませておくことをおすすめします。
また、一度山道に入ると途中で立ち寄れる場所はないため、体調管理の面からも事前準備は重要です。
安心して見学を楽しむためにも、余裕をもった行動を心がけましょう。
アクセス
車でのお越しの場合


車でお越しの方は、古宮城に無料の駐車場がありますので利用することができます。
駐車場情報は以下の通りです。
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 駐車台数:3台
駐車場が満車で利用できない場合は、付近の新城市作手歴史民俗資料館や新城市役所 作手総合支所駐車場を使う必要があるので注意してください。
バイクでのお越しの場合


バイクでお越しの方は、古宮城に無料の駐輪場がありますので利用することができます。
駐車場情報は以下の通りです。
- 営業時間:24時間
- 駐車料金:無料
- 駐車台数:4台
駐車場と共用であり、車などで満車で利用できない場合は、付近の新城市作手歴史民俗資料館や新城市役所 作手総合支所駐車場を使う必要があるので注意してください。
交通機関でのお越しの場合
交通機関でお越しの方は、新城市市営Sバスにてお越しいただけます。
交通機関情報は以下の通りです。
- Sバス作手線「作手高里」下車→徒歩12分
乗車料金:200〜400円(新城区間と作手区間を跨ぐ場合片道400円)
新城市作手歴史民俗資料館
新城市作手歴史民俗資料館の概要

新城市作手歴史民俗資料館は、作手地域の歴史や文化を体系的に学ぶことができる施設で、古宮城をはじめとした周辺の史跡をより深く理解するための拠点となっています。
館内では、戦国時代の地域情勢や武将たちの動きに関する資料が展示されており、武田信玄の三河侵攻や、徳川家康との勢力争いといった背景を知ることができます。
これにより、古宮城がなぜこの地に築かれ、どのような役割を担っていたのかを具体的にイメージできるようになります
特に古宮城に関する展示では、城の構造や発掘調査の成果などが紹介されており、実際に現地を訪れる前後で見学することで理解度が大きく変わります。
山中に残る遺構だけでは把握しきれない当時の機能や戦略を、資料館の展示が補ってくれるためです。
また、作手地域の民俗や生活文化に関する展示も充実しており、戦国時代だけでなく、この土地で人々がどのように暮らしてきたのかを知ることができます。
これにより、古宮城を「戦いの場」としてだけでなく、「地域の歴史の一部」として捉える視点も広がります。
古宮城を訪れる際は、先に資料館で予備知識を得てから現地を歩く、あるいは見学後に立ち寄って理解を深めるといった順序がおすすめです。
両方を組み合わせることで、作手という土地の歴史がより立体的に感じられるでしょう。
新城市作手歴史民俗資料館の施設情報



新城市作手歴史民俗資料館の施設情報は以下の通りです。
- 営業時間:10:00〜15:00
- 休館日:毎週火曜・年末年始
※祝日の場合は翌平日が休館日
※夏休み期間中は開館 - 入場料:無料
- 車椅子:入場不可
新城市作手歴史民俗資料館の入口には階段が設けられており、現地の構造上、車椅子での利用は難しい状況となっています。
新城市作手歴史民俗資料館のトイレ
新城市作手歴史民俗資料館には、多目的トイレは設置されていません。
そのため、車椅子をご利用の方や赤ちゃん連れの方は、事前に設備状況を確認したうえで訪問されることをおすすめします。
特におむつ替えや介助が必要な場合には、周辺の施設の利用も含めて計画を立てておくと安心です。
快適に見学を楽しむためにも、あらかじめ準備を整えてから訪れるようにしましょう。
アクセス
車でのお越しの場合
車でお越しの方は、新城市作手歴史民俗資料館に無料の駐車場がありますので利用することができます。
駐車場情報は以下の通りです。
- 営業時間:10:00〜15:00
- 駐車料金:無料
- 駐車台数:6台
駐車場が満車で利用できない場合は、付近の新城市役所 作手総合支所駐車場を使う必要があるので注意してください。
バイクでのお越しの場合
バイクでお越しの方は、新城市作手歴史民俗資料館に無料の駐車場がありますのでその空きスペースを利用することができます。
駐車場情報は以下の通りです。
- 営業時間:10:00〜15:00
- 駐車料金:無料
- 駐車台数:6台
駐車場が満車で利用できない場合は、付近の新城市役所 作手総合支所駐車場を使う必要があるので注意してください。
交通機関でのお越しの場合
交通機関でお越しの方は、新城市市営Sバスにてお越しいただけます。
交通機関情報は以下の通りです。
- Sバス作手線「作手高里」下車→徒歩3分
乗車料金:200〜400円(新城区間と作手区間を跨ぐ場合片道400円)
記念品・お土産
記念品
御城印


古宮城を訪れた記念として人気なのが「御城印」です。
古宮城の御城印は、新城市作手歴史民俗資料館にて販売されており、1枚300円で購入することができます。
シンプルながらも歴史を感じさせるデザインで、城跡巡りの記念やコレクションとしてもおすすめです。
販売場所となっている資料館の開館時間は10:00〜15:00とやや短めのため、訪問の際は時間に余裕をもって立ち寄るようにしましょう。
特に古宮城の見学とあわせて訪れる場合は、先に資料館に立ち寄って御城印を購入しておく、もしくは見学後に時間内に戻るなど、事前に流れを決めておくと安心です。
また、資料館は入館無料となっており、館内では古宮城に関する模型や展示資料を見ることができます。
実際に城跡を歩くだけでは分かりにくい構造や役割も、展示を通して理解が深まるため、御城印の購入とあわせて見学するのがおすすめです。
現地の遺構を体感し、資料館で知識を補うことで、古宮城の魅力をより立体的に感じることができるでしょう。
御城印をコレクションしようと思っている方へ
御城印をコレクションする大切なものとして「御城印帳」があります。
あなたのセンスにピッタリな御城印帳と出会えるお手伝いとして、すぐ手に入る御城印帳を以下の記事にまとめました。
ぜひ、以下の記事であなたのお気に入りの御城印帳を見つけて日本全国のお城を巡ってみてください!
続日本100名城スタンプ

古宮城の「続日本100名城スタンプ」は、新城市作手歴史民俗資料館の入館受付カウンターに設置されています。
スタンプは館内に入ってすぐの受付で押すことができるため、初めて訪れる方でも分かりやすい配置となっています。
城巡りを楽しむ方にとっては、訪問の証として欠かせないポイントのひとつです。
資料館の開館時間は10:00〜15:00と限られているため、スタンプを押す場合はこの時間内に訪れる必要があります。
古宮城の見学とあわせて訪れる際は、時間配分を事前に考えておくとスムーズに回ることができます。
また、入館料は無料となっており、館内では古宮城の構造を再現した模型や、発掘調査の成果などの展示を見ることができます。
スタンプを押すだけでなく、こうした展示をあわせて見学することで、実際に歩いた城跡の理解がより深まるでしょう。
御城印の購入とスタンプの押印、そして展示見学を組み合わせることで、古宮城の魅力をより充実した形で楽しむことができます。
100名城記念スタンプをコレクションしようと思っている方へ
100名城記念スタンプをコレクションする大切なものとして「100名城スタンプ帳」があります。
スタンプ帳は、公益財団法人 日本城郭協会の公式スタンプ帳があるので、こちらもお忘れなく。
スタンプ帳は、以下からAmazon(ネット通販)にて手に入れれます。
ぜひ、日本の多数のお城の中から選び抜かれた名城200城をスタンプ帳と共に巡ってみてくださいね。
お土産
ミネアサヒ
ミネアサヒは、愛知県三河地方を代表するお米のひとつで、主に新城市やその周辺の山間地域で生産されている特産品です。
流通量はそれほど多くないものの、地元では古くから親しまれており、自然豊かな環境の中で丁寧に育てられてきました。
このお米の特徴は、あっさりとした口当たりとほどよい粒立ちにあります。
粘りが強すぎず軽やかに食べられるため、日常の食事でも飽きにくく、和食との相性も良いとされています。
主張が強すぎない分、おかずの味を引き立てるバランスの良さが魅力といえるでしょう。
ミネアサヒが育つ三河の山間部は、昼夜の寒暖差が大きく、清らかな水に恵まれた地域です。
こうした自然条件が、お米の食感や風味に良い影響を与え、すっきりとした味わいを生み出しています。
また、大規模な生産が難しい地形であることから、品質を保ちながら丁寧に作られている点も特徴のひとつです。
近年のお米は、甘みや粘りの強さが評価される傾向があり、「特A評価」といった食味ランキングでも濃厚な味わいの品種が注目されることが多くなっています。
その中でミネアサヒは、そうした高級志向の品種とは少し異なり、軽やかで食べ続けやすい味わいを大切にしたお米として位置づけられています。
強いインパクトよりも、日々の食卓に自然と馴染む美味しさを求める方に適した品種といえるでしょう。
新城市を訪れた際には、地元の飲食店や直売所などでミネアサヒを味わってみるのもおすすめです。
周辺には古宮城のような歴史的な見どころもあり、地域の歴史に触れたあとに、その土地で育まれたお米を味わうことで、より深くその地域の魅力を感じることができます。
こうした体験は、観光の満足度を一段と高めてくれるはずです。
五平もち
新城市を訪れた際にぜひ味わっておきたい郷土料理のひとつが五平餅です。
五平餅は中部地方の山間地域で広く親しまれてきた料理で、新城市でも古くから地域の味として受け継がれています。
五平餅は、炊いたご飯をつぶして串に付け、平たい形やわらじ型などに整えたあと、甘辛いタレを塗って香ばしく焼き上げるシンプルな料理です。
表面はこんがりと焼かれて香ばしく、中はもちっとした食感が残るため、一口ごとに異なる食感が楽しめます。
タレには味噌や醤油、砂糖、くるみやごまなどが使われることが多く、店ごとに個性があるのも魅力です。
新城市周辺の五平餅は、特に味噌ベースのコクのあるタレが特徴とされ、山間地域ならではの素朴で力強い味わいが感じられます。
甘さと香ばしさのバランスがよく、軽食としてはもちろん、散策の合間のエネルギー補給にもぴったりです。
こうした五平餅は、もともと山仕事の合間や祭事の際に食べられていたとされ、地域の暮らしと深く結びついてきました。
現在では観光客にも人気があり、直売所や飲食店、道の駅などで気軽に味わうことができます。
新城市では、古宮城のような山城跡を散策したあとに五平餅を味わうという楽しみ方もおすすめです。
自然の中を歩いた後にいただく焼きたての五平餅は格別で、旅の満足度をぐっと高めてくれます。
地域の歴史や風土に触れながら、その土地ならではの味を楽しむ時間は、新城市観光の大きな魅力のひとつといえるでしょう。
長者味噌
新城市を訪れた際に注目したい特産品のひとつが「長者味噌」です。
長者味噌は、新城市の山間地域で受け継がれてきた味噌で、地元の風土と食文化を色濃く反映した伝統的な発酵食品です。
この味噌の特徴は、しっかりとしたコクと深みのある味わいにあります。
原料には主に大豆や米が使われ、丁寧に仕込まれた後、時間をかけて熟成されることで、まろやかさと旨味が引き出されます。
一般的な味噌と比べても風味が豊かで、料理に使うと一段と味に厚みが出るのが魅力です。
新城市周辺の山間部は、寒暖差があり発酵に適した環境が整っているため、古くから味噌づくりが行われてきました。
長者味噌もそうした自然条件の中で育まれ、地域の食卓を支えてきた存在です。味噌汁はもちろん、五平餅のタレや田楽、焼き物などにも活用され、日常のさまざまな料理に欠かせない調味料として親しまれています。
近年では、発酵食品の健康価値が見直される中で、こうした地域特産の味噌にも注目が集まっています。
長者味噌は大量生産される商品とは異なり、地域に根ざした製法で作られているため、素朴でありながらも奥行きのある味わいを楽しむことができます。
新城市を観光する際には、地元の直売所や飲食店で長者味噌を使った料理を味わったり、お土産として購入するのもおすすめです。
古宮城のような歴史的なスポットを巡った後に、その土地で育まれた味噌を味わうことで、地域の暮らしや文化をより身近に感じることができるでしょう。
こうした体験は、単なる観光にとどまらない、記憶に残る旅のひとときを演出してくれます。
ランチ
[ カフェ ]恋して!宇宙少年CAFE
恋して!宇宙少年CAFEは、新城市作手の山あいにひっそりと佇む、個性的で魅力あふれるカフェです。
少し脇道に入った場所にありながら、ドライブやツーリングの目的地として訪れる人も多く、知る人ぞ知る人気スポットとなっています。
外観は遊び心のあるデザインで目を引き、店内に入るとミニカーやステッカーなどが飾られた空間が広がり、車やバイク好きには特に楽しめる雰囲気となっています。
テラス席も用意されており、自然に囲まれた開放的な環境の中で食事を楽しめるのも魅力のひとつです。
このカフェの看板メニューはスパイスカレーで、地元食材を活かした個性的なメニューが揃っています。
ほうれん草やソーセージを組み合わせたカレーや、ホルモンを使ったコクのある一皿、さらには丸ごと野菜を使ったインパクトのあるカレーなど、訪れるたびに違った味わいを楽しめます。
辛さは比較的マイルドで食べやすく、普段あまりスパイスカレーを食べない方でも親しみやすい仕上がりです。
ご飯には地元三河のブランド米であるミネアサヒが使われており、軽やかな口当たりのご飯とカレーの相性も抜群です。
素材の一部には地元で育てられた野菜が使用されており、地域の恵みを感じられる点も大きな魅力となっています。
また、食後のデザートやドリンクも充実しており、特に自家製プリンやコーヒーは評判の高い一品です。
甘さとコクのバランスが良く、カレーの後でも心地よく楽しめる味わいとなっています。
店主との距離感も近く、料理や食材について気さくに話を聞けるのもこのお店ならではの魅力です。
地元の人から観光客まで幅広い人が集まり、自然と会話が生まれるような温かい空気が流れています。
古宮城など周辺の観光スポットを巡ったあとに立ち寄る場所としてもおすすめで、自然の中でしっかりと食事を楽しめる貴重な一軒です。
新城市作手エリアを訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみたいカフェといえるでしょう。
[ 道の駅の食堂 ]つくで手作り村
道の駅 つくで手作り村は、新城市作手エリアの自然に囲まれた人気の立ち寄りスポットで、ドライブやツーリングの休憩地として多くの人に利用されています。
山あいののどかな雰囲気の中で、地元の味覚を気軽に楽しめるのが大きな魅力です。
ここでぜひ味わいたいのが、作手名物ともいえる五平餅です。
地元産のブランド米「ミネアサヒ」を使い、注文ごとに丁寧に焼き上げられるため、出来たてならではの香ばしさとふっくらとした食感が楽しめます。
甘みのある味噌ダレはコクがあり、ほんのりとした複雑な風味がご飯とよく合い、シンプルながらも満足感の高い一品です。
もう一つの人気メニューが「美河フランク」です。
焼き台でじっくりと焼かれる様子と香ばしい香りに誘われて、つい手に取りたくなる一品で、外はパリッと、中は肉汁あふれるジューシーな仕上がりが特徴です。
粗挽きならではの食べ応えもあり、軽食としてはもちろん、小腹満たしにもぴったりです。
館内の食堂では、自然薯を使ったそばや、トマトの風味が効いたハヤシライス、スパイスの効いたカレーなど、地元食材を活かしたメニューが揃っています。
特に自然薯料理は、この地域ならではの味覚として人気があり、とろろのコクと素朴な風味が楽しめます。
セルフサービス形式で気軽に利用できるため、観光の合間にも立ち寄りやすいのが特徴です。
また、テラス席や屋外スペースもあり、天気の良い日には自然を感じながらゆったりと食事を楽しむことができます。
バイクや車で訪れる人も多く、同じ趣味を持つ人同士の交流の場としても親しまれています。
周辺には古宮城などの歴史スポットも点在しており、散策後の休憩や食事スポットとしても最適です。
地元の食材を活かした素朴で温かみのある料理と、ゆったりとした時間が流れる空間は、作手エリアの魅力をそのまま体感できる場所といえるでしょう。
周辺情報
観光地
長篠城
愛知県新城市を訪れるなら、戦国時代の歴史を感じられる名所として外せないのが「長篠城跡」です。
現在は静かな史跡として整備されていますが、かつては日本史に名を残す重要な戦いの舞台となった場所でもあります。
長篠城が広く知られるきっかけとなったのは、1575年に起きた「長篠の戦い」です。
この戦いでは、織田信長と徳川家康の連合軍が武田勝頼軍と激突し、日本の戦術に大きな変化をもたらしたことで知られています。
特に鉄砲を効果的に活用した戦いとして有名で、戦国時代の転換点のひとつともいわれています。
長篠城はその戦いの中で、武田軍の猛攻を受けながらも持ちこたえた重要な拠点でした。
城主の奧平信昌らが籠城し、援軍が到着するまで耐え抜いたことが、最終的な勝利へとつながったとされています。
現在でも城跡には、当時の緊張感や戦いの痕跡を感じさせる空気が残っています。
現地は大規模な天守がある城ではなく、土塁や堀跡などが残る“城跡”として整備されていますが、かえって当時の地形や防御構造をリアルに感じられるのが魅力です。
周辺には川が流れ、自然の地形を活かした要害の地であったことが実際に歩いてみるとよく分かります。
また、近くには資料館もあり、長篠の戦いや城の役割について分かりやすく学ぶことができます。
歴史に詳しくない方でも、背景を知ってから歩くことで理解が深まり、観光としての満足度も高まります。
長篠城跡は、派手な観光地ではないものの、日本の歴史に触れながら静かに散策できるスポットです。
自然に囲まれた落ち着いた環境の中で、戦国時代のドラマに思いを馳せる時間は、旅の中でも印象に残る体験になるでしょう。
長篠・設楽原の戦い決戦場跡
長篠・設楽原の戦いの決戦の地として知られる設楽原一帯は、戦国時代の戦術転換点を体感できる歴史スポットです。
長篠城からも近く、あわせて巡ることで当時の戦いの流れをより深く理解することができます。
この地では、織田・徳川連合軍と武田軍が激突し、特に鉄砲を組織的に運用した戦術が大きな注目を集めています。
広く開けた地形を活かし、連合軍は防御を固めながら戦いを進め、結果として武田軍に大きな打撃を与えることとなりました。
この戦いは、戦国時代の戦術や勢力図に大きな影響を与えた重要な出来事とされています。
現在の決戦場跡は、のどかな田園風景が広がる静かな場所となっており、当時の激しい戦いの様子を想像しながら散策することができます。
現地には案内板や史跡が点在しており、戦いの布陣や進行を分かりやすく学べるようになっています。
実際に訪れてみると、視界が大きく開けた地形が印象的で、大軍同士がぶつかり合った戦場としてのスケール感を感じることができます。
長篠城のような守りの拠点とは対照的に、こちらは「攻防の決着がついた場所」としての意味合いが強く、両方を巡ることで戦いの全体像が立体的に見えてきます。
歴史好きの方はもちろん、戦国時代に興味がある方にとっても見応えのあるスポットであり、長篠エリアを訪れる際にはぜひ立ち寄りたい場所のひとつです。
吉田城
吉田城は、愛知県東部の中核都市・豊橋市に位置する平城で、戦国時代から江戸時代にかけて重要な役割を担った城です。
現在は豊橋公園として整備されており、歴史と自然を同時に楽しめる観光スポットとして親しまれています。
吉田城の起源は15世紀後半とされ、今川氏の家臣によって築かれたのが始まりと伝えられています。
その後、三河・遠江・駿河を巡る勢力争いの中で、徳川家康や今川義元、さらには武田信玄など、名だたる戦国大名が関わる拠点となりました。
特に東三河を押さえる要所として、軍事・交通の両面で重要視された城です。
江戸時代に入ると、吉田城は譜代大名が治める城として整備され、三河東部の政治・行政の中心となりました。
城の周囲には城下町が発展し、現在の豊橋市の基盤が形づくられていきます。
現在の城跡では、石垣や堀の一部が良好な状態で残されており、往時の姿を感じることができます。
特に再建された鉄櫓(くろがねやぐら)は吉田城の象徴的な存在で、内部は資料展示スペースとして公開されていることもあります。
櫓の周辺からは豊川の流れを望むことができ、水運と防御を兼ね備えた立地であったことが実感できます。
また、城跡は豊橋公園として整備されているため、散策路や緑地が充実しており、歴史に詳しくない方でも気軽に訪れやすいのが特徴です。
春には桜の名所としても知られ、多くの人が訪れます。
アクセスも良好で、市街地に位置することから観光の合間に立ち寄りやすく、周辺の飲食店や観光スポットとあわせて楽しむことができます。
戦国時代の攻防から江戸時代の城下町の発展までを感じられる吉田城は、東三河の歴史を知るうえで欠かせないスポットのひとつといえるでしょう。
宿泊施設
[ ビジネス旅館 ] 丸登旅館
丸登旅館は、愛知県新城市の中心部に位置する家庭的な雰囲気の旅館で、観光とビジネスのどちらにも使いやすい宿として知られています。
JR東新町駅から徒歩圏内という立地の良さに加え、周辺にはスーパーや飲食店なども充実しており、滞在中の利便性が高いのが特徴です。
館内は落ち着いた純和室が中心となっており、派手さはないものの、どこか実家のようにくつろげる空間が広がっています。
客室数も限られているため、静かに過ごしたい方や、ゆったりとした時間を求める方に向いている宿です。
実際に宿泊して感じる魅力は、価格帯の手頃さと居心地の良さのバランスにあります。
観光地の旅館にありがちな高級志向とは異なり、気軽に泊まれる料金設定でありながら、丁寧なおもてなしを受けられる点が印象的でした。
長期滞在やビジネス利用にも対応していることから、連泊でも利用しやすい環境が整っています。
また、長篠城や設楽原の古戦場など、周辺の歴史スポットへのアクセスも良好で、観光の拠点としても優れています。
徒歩や車での移動がしやすく、奥三河エリアをじっくり巡りたい方にも適しています。
全体として丸登旅館は、「豪華さよりも安心感と使いやすさ」を重視する方にぴったりの宿です。
観光の拠点として気軽に利用したい方や、落ち着いた環境でゆっくり過ごしたい方には、十分満足できる滞在先といえるでしょう。
[ 旅館 ] 三河路
三河路は、三河湖のほとりに佇む、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の旅館です。
山道を進んだ先に現れる立地は、日常の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい方に適しており、ドライブや観光の拠点としても利用されています。
客室からは湖や山の景色を望むことができ、特に早朝には静かな湖畔を散策するのがおすすめです。
周辺には自然を感じられるコースがあり、澄んだ空気の中でのんびりと歩く時間は、この宿ならではの魅力のひとつといえるでしょう。
館内は和の趣を感じる落ち着いた内装でまとめられており、温かみのある接客も印象的です。
アットホームな雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。客室はシンプルながらも清潔に保たれており、静かな環境でくつろげる空間となっています。
食事はこの宿の大きな魅力で、三河牛の陶板焼きや川魚の塩焼き、季節の山菜料理など、地元食材を活かした料理が楽しめます。
春には山菜、通年で味わえる川魚など、その時期ならではの味覚を取り入れた献立が提供され、ボリュームもしっかりとしています。
また、テラスでのバーベキューを楽しめるプランもあり、自然を感じながらの食事も人気です。
朝食も焼き魚や地元食材を使ったおかずが並び、素朴ながら満足感のある内容となっています。
旅館らしい家庭的な味わいが、旅のひとときをより豊かなものにしてくれます。
お風呂は貸切で利用できるスタイルとなっており、周囲を気にせずゆっくりと入浴できるのも嬉しいポイントです。
家族やグループでの利用にも向いており、プライベートな時間を大切にしたい方に適しています。
一方で、設備面はシンプルな部分もあるため、最新の設備や充実したアメニティを重視する方は事前に確認しておくと安心です。
その分、自然環境や人の温かさ、料理の美味しさといった“体験そのもの”に価値を感じられる宿といえるでしょう。
三河湖周辺の観光やドライブ、またはゆったりとした時間を過ごしたい際の宿泊先として、三河路は自然と食を楽しめる魅力的な選択肢のひとつです。
[ ホテル ] ホテルルートイン新城
ホテルルートイン新城は、新城市の中心部に位置し、観光やビジネスの拠点として利用しやすい利便性の高いホテルです。
新城駅から徒歩圏内というアクセスの良さに加え、周辺にはスーパーやコンビニ、飲食店が揃っており、滞在中の食事や買い物にも困りません。
客室は清潔感があり、デスクやテーブルが備えられているため、仕事や作業をする場としても快適に利用できます。
比較的新しいホテルらしく設備も整っており、シンプルながら機能的な空間でゆったりと過ごすことができます。
館内の大きな魅力のひとつが大浴場です。
広々とした浴場で足を伸ばして入浴できるため、観光や移動の疲れをしっかりと癒すことができます。
利用時間も比較的長く、夜遅くや早朝でも入浴できる点は、スケジュールが不規則になりがちな旅行者にとって嬉しいポイントです。
朝食はビュッフェ形式で提供されており、日替わりのメニューが用意されているため、連泊でも飽きにくい内容となっています。
バランスの取れた和洋のメニューが揃い、しっかりと一日をスタートさせることができます。
また、ロビーでは無料のコーヒーサービスもあり、チェックイン後や外出前に気軽に利用できるのも魅力です。
ホテル周辺の環境も整っており、向かいにはスーパー、徒歩圏内にはコンビニやドラッグストアがあるなど、ちょっとした買い物にも便利です。
館内に夕食提供はないものの、隣接する飲食店や周辺施設を活用することで、食事面で不便を感じることは少ないでしょう。
一方で、カードキーの操作や大浴場の利用方法など、設備の利用に慣れていない場合は事前に確認しておくと安心です。
また、細かな設備面については個人の好みによる部分もあるため、必要に応じて準備しておくとより快適に過ごせます。
新城市周辺には桜淵公園や古宮城などの観光スポットも点在しており、観光の拠点としても使いやすい立地です。
利便性と快適さのバランスが取れたホテルとして、初めて新城市を訪れる方にも利用しやすい宿泊先といえるでしょう。
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